【集患ブログ】SDGsを取り入れたクリニック経営のすすめ

株式会社医療経営コンサルティングの阿南です。

弊社では、クリニックや病院など医療機関に特化した集客・集患支援を行っています。

この記事では、「SDGsを取り入れたクリニック経営」を特集します。

SDGsとは

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略で、「エス・ディー・ジーズ」と読みます。日本語では「持続可能な開発目標」と呼ばれます。

SDGsは、2015年の国連サミットで全会一致で採択された、国際社会全体が取り組むべき目標です。これには17の目標と169のターゲットが含まれています。

SDGsの取り組み分野は、貧困の削減、格差の是正、気候変動への対策や環境保護、持続可能な生産と消費、平和構築など、幅広い課題をカバーしています。

SDGsには、企業、NPO/NGO、地方自治体、教育機関、そして個々の人々まで、すべてのステークホルダーが目標を共有し、各々の立場から積極的に取り組むことが期待されています。

クリニック経営にSDGsを取り入れるメリット

クリニック経営にSDGsを取り入れることは、クリニックが社会的な責任を果たすだけではなく、経営面において多くのメリットが期待できます。

具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。

信頼とブランド価値の向上

SDGsへの取り組みは、地域社会に対してクリニックが社会的な責任を重視していることを示し、患者や地域社会からの信頼を得やすくなります。その結果、クリニックのブランド価値の向上が期待できます。

新規患者の獲得

SDGsをきっかけに社会的、環境的な価値を重んじる患者層は年々増加しています。そのような中でSDGsへの積極的な取り組みは、これらの患者層のニーズに応えることができ、新規患者の獲得へと繋がります。

採用競争力の向上

SDGsへの取り組みはクリニックのブランド価値の向上が期待でき、採用競争力の向上にも寄与します。

SDGsを通じた社会的な責任を重視している姿勢は、求職者に対して先進的な印象を与えると同時に事業の持続的な成長を感じさせ、人材採用面でも競争力を高めてくれます。

コスト削減

環境を意識した経営は、資源の節約や有効活用、リサイクル促進、エネルギー効率の高い機器の導入などを通じて、長期的なコスト削減に寄与します。例えば、電気や水の使用量を減らすことにより、運営コストを削減できます。

このようにクリニック経営にSDGs（持続可能な開発目標）を取り入れることは、クリニック経営に多くのメリットをもたらし、重要なエッセンスと言えるでしょう。