クリニックで患者を集客する広告施策3選!おすすめの対策を紹介!
「広告代理店の営業マンが色々と提案をしてくれるのだけど、実際に患者さんを集客できる広告施策は何なの?」
この記事は、そのような疑問をお持ちの方へ向けて書いています。
こんにちは、医療経営コンサルティング代表の阿南(@shukan_mmc)です。 自ら医療法人に所属して広告企画、また医療に特化した広告会社「医療経営コンサルティング」を運営しています。 先日、開業医の先生から上記の問い合わせをいただいたので記事にしました。
[speech_balloon_left1 user_image_url=”https://mmc.okayama-consulting.net/wp-content/uploads/2022/08/yoshikazu_anan_icon3.jpg” user_name=”阿南 芳和”]今回はクリニックの集患に繋がる広告施策を、私のクリニックでの事務長経験(成功事例)にもとづきご紹介していきます![/speech_balloon_left1]
それでは、「クリニックで患者さんを集客する広告施策」についてご紹介していきます。
これだけは抑えておきたい!集客するための広告施策のポイント

ターゲット層に合った広告媒体・内容を選ぶ
まず初めにあげられるのが、「ターゲット層に合った広告媒体・内容を選ぶ」ことです。 患者さんが、「高齢者であるのか・若年者であるのか」、「男性であるのか・女性であるのか」などターゲット層によって選択すべき広告媒体や広告内容は大きく変わります。 例えば中高年男性がターゲット層であるにも関わらず、TwitterやInstagramなどのSNS広告を選択することは成果が乏しい広告施策と言えます。一方で若年女性をターゲット層にするのであれば、TwitterやInstagramなどのSNS広告は成果が見込めるでしょう。 このようにクリニックの広告施策を考える際には、まず「ターゲット層に合った広告媒体・内容を選ぶ」ことが重要です。ホームページなどWebコンテンツを充実させる
2点目に取り上げるのが、「ホームページなどWebコンテンツを充実させる」ことです。 近年、スマートフォンが急速に普及して、Google検索やYahoo!検索などインターネット上の検索行動は日常的なものになりました。 公共交通機関や看板、新聞広告、チラシなどでクリニックの広告を見たとしても、最終的に患者さんが情報収集をする媒体はホームページです。 そのホームーページがお粗末な内容であっては、集客は見込めないでしょう。 最終的に患者さんが情報収集をする媒体、言わば広告の最終地点となるホームページなどのWebコンテンツはきっちりとリソースを割き、充実させておく必要があります。広告の費用対効果を検証して施策を見直す
最後のポイントとして取り上げたいのが、「広告の費用対効果を検証して施策を見直す」ことです。 ビジネスにおいて「PDCAサイクル」というフレームワークがあります。 このPDCAサイクルとは、「Plan→ Do→ Check→ Action」の4工程を繰り返して業務を継続的に改善する方法を意味します。 クリニックの広告においてもPDCAサイクルを回すことが重要で、実施した広告施策は費用対効果を検証して常に見直すことが重要です。 なお広告施策の費用対効果を検証する場合は、顧客生涯価値(LTV)に着目して行うことをおすすめしています。【関連記事】 集患の広告費用対効果は顧客生涯価値(LTV)で考えよう!
クリニックの集客を行うための広告施策

オンラインの広告施策
ホームページ
「広告施策のポイント」の際にもご紹介しましたが、インターネット上の検索行動が日常的になった現代において自院のホームページは極めて重要な広告媒体となります。 ホームページを見た患者さんが魅力を感じて自院に来院していただけるよう、コンテンツ・デザインなどしっかりと作り込でんいく必要があります。さらにホームページは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索上位化させることも大切で、そのためのSEO対策(検索上位化対策)は必要不可欠です。 その他、予約フォームを設置するなどして患者さんの利便性を高めることも重要です。ポータルサイト
ポータルサイトとは「病院ナビ」や「Caloo」、「EPARK」など医療機関の情報を網羅・掲載しているWebサイトのことです。 近年、Googleなどの検索エンジンがオウンドメディア(自院のホームページなど)を優先して評価する傾向にあるため、ポータルサイトの影響力は低下傾向です。 それでも依然として、ポータルサイトが患者さんの集客において一定の影響力を誇ることに変わりありません。 ポータルサイトにも自院の情報をできる限り掲載していきましょう。Googleビジネスプロフィール
「Googleビジネスプロフィール」とは、Googleマップ上に表示される店舗情報を掲載できるサービスのことを指します。 一般的には旧称の「Googleマイビジネス」と呼ばれることが多いです。 Googleビジネスプロフィールは無料で医院情報が掲載でき、掲載情報の充実やクチコミの促進を図ればGoogleマップ上での検索順位が最適化され露出が増えます。 その結果、Googleマップを通じた集客を図ることができます。SNS
SNS(ソーシャルネットワークサービス)はオンライン上で交流できる会員制サービスを意味し、具体的にはInstagramやTwitter、YouTubeなどがあげられます。 医療においては診療科によってSNSが機能する・機能しないが色濃く出る傾向にあります。 若年層がターゲット層になる場合は、SNSは外せない広告媒体と言えます。リスティング広告
リスティング広告は、インターネット上の検索行動、その中でも最も身近な検索エンジンであるGoogleとYahoo!のWeb広告「Google広告・Yahoo!広告」の総称を意味します。 地域・年齢層など細かくターゲティングができ、かつ数字ベースでの効果検証が可能です。 広告としての費用対効果を計測しやすい点は、新聞や看板といった従来の広告媒体と比較してリスティング広告の大きなメリットと言えます。【関連記事】 クリニックの集患対策「リスティング広告とは」|メリット・デメリットを解説!
オフライン(リアル)の広告施策
連携医紹介
オフライン(リアル)の患者さんの広告施策で意外と抜けがちなのが、連携医療機関からの紹介です。 連携医との信頼関係を築く必要があるため時間はかかりますが、信頼関係を構築して紹介実績ができれば持続的な集客が見込めます。 コストも交際費用程度にとどまりますので、連携医療機関の獲得活動は力を入れて取り組みたい施策です。新聞広告
医療機関における新聞広告は、費用・エリア購読部数の関係から地方新聞での広告掲載が多くなっています。 新聞紙面の記事は「段」というブロックで構成されています。 1ページの縦幅を15分割したブロックが「1段」と呼ばれ、 広告もこの「段」という単位を用い「2段」「5段」、「半5段(5段の半分)」などのサイズで広告が掲載されます。チラシ
チラシには、ポスティングチラシや新聞の折込チラシなどがあげられます。 チラシは不特定多数に配布することになるためターゲットの絞り込みができないデメリットはありますが、直接触れて確認できる広告媒体のため印象に残り、成果があがりやすい広告施策と言えます。 ただし、医療機関のチラシ広告については「内覧会」や「市民公開講座」など行う上で制約があります。 その点は注意が必要です。看板
医療機関の看板といえば、ロードサイン(道路沿線に設置される看板)が多くなっています。 看板と聞くと旧来式広告の印象を受けますが、首都圏で圧倒的な数(340ヶ所以上)の看板を出している「きぬた歯科様」のような成功事例もあります。 場所や看板デザインなどで成果が分かれる広告媒体とも言えます。TV
TV広告には主に「TVCM」、「TV番組出演(パブ放送)」の2種類があります。 影響力は極めて大きい広告媒体ですが、その分費用も高額です。 また放送番組によって視聴者層が異なるため、しっかりと放送番組のターゲティングを行った上で実施することが重要です。 (TVはオンラインの要素も含まれるのですが、Webを介さないという視点でオフラインに分類しています) その他、オフラインの広告には雑誌・フリーペーパー広告、公共交通機関広告(バス・電車)、ラジオCMなどもあげられます。クリニックの集客でおすすめの広告施策3選!

まとめ:クリニックで患者を集客する広告施策

この記事を書いた人
[simple-author-box]集患対策でお困りではありませんか? 無料相談会を実施中!
