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【はやぶさ2とは!?】2回目のタッチダウン運用の成功やミッションを解説!

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この記事では「はやぶさ2のタッチダウン運用の成功」について特集したいと思います。

「そもそも、はやぶさ2とはなに!?」
「タッチダウンってアメフト用語じゃん」

など素朴な疑問をお持ちの方へ基本的な情報を取り上げていきます!ぜひご参考下さい!!

はやぶさ2のタッチダウン運用の成功

まずは7月11日(木)11時頃に取り上げられたはやぶさ2に関するニュースについてご紹介します。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月11日、探査機「はやぶさ2」の小惑星「リュウグウ」への2回目のタッチダウン運用が成功したと発表した。4月にリュウグウの表面に金属の弾丸を打ち込んだ際、地下物質が飛び散っており、今回のタッチダウンは、この時に飛び散った地下物質の回収が目的だ。

引用元: ITmedia NEWS 

「小惑星リュウグウ」、「タッチダウン運用」・・・、どういうこと!?と思われる方も多いかもしれません。疑問点を具体的に見ていきましょう!

はやぶさ2とはなにか

はやぶさ2とは小惑星探査機の機体名を指します。

「2」がついているのは二号機になるからで、初号機の「はやぶさ」の後継機として宇宙航空研究開発機構 (略してJAXA) が開発しました。

初号機の「はやぶさ」は世界で初めて小惑星の物質を持ち帰ることに成功した探査機で、2011年には『はやぶさ/HAYABUSA』という映画にもなり、当時話題になりましたね。

「はやぶさ2」は「はやぶさ」の後継機で、「はやぶさ」が小惑星往復に初めて挑んだ「実験機」だったのに対し、「はやぶさ2」は小惑星を探索して生命誕生の謎を解明するという科学的成果を上げるための初の「実用機」として開発されています。

はやぶさ2と小惑星リュウグウ

ここで少し脱線しますが、今回「はやぶさ2」がタッチダウンした「小惑星リュウグウ」について触れておきます。

小惑星リュウグウは地球近傍小惑星<ちきゅうきんぼうしょうわくせい>に分類される惑星です。

「ちきゅうきんぼうしょうわくせい!?」てな感じですよね・・・

地球近傍小惑星とは、地球に接近する軌道を持つ天体のうち小惑星のみを指します。つまり地球に石器する小惑星ということですね。
アメリカのNASAによると、地球に接近するために危険で監視が必要とされる地球近傍小惑星は約8500個とされています。

「え!?危険じゃん!!」

と思われた方。ご安心ください。

NASAの計算では、この地球近傍小惑星が今後少なくとも100年間は地球に衝突する恐れはないと言われています。

はやぶさ2のタッチダウン

ここまできたところで、いよいよ「はやぶさ2の小惑星リュウグウのタッチダウン」について触れます。

「はやぶさ2の小惑星リュウグウに対するタッチダウン運用に成功」と言われると難しいように感じますが、実は何も難しいことはなく「はやぶさ2が小惑星リュウグウに無事着陸(タッチダウン)しました」ということです。

冒頭にも書きましたが、この「はやぶさ2」の「小惑星リュウグウ」へのタッチダウンは2回目となります。1回目のタッチダウンは、今年の4月に小惑星リュウグウの表面に金属の弾丸を打ち込んで人工クレーターを作成しているんですよね(金属の弾丸を小惑星に打ち込むとは、何ともかっこいい!!)。
今回の2回目のタッチダウンはその弾丸を打ち込んだ際にリュウグウの地下物質が飛び散っていて、この地下物質を回収することを目的としています。

はやぶさ2の意義

この記事の最後に「はやぶさ2」の探索活動の意義について触れておきます。

JAXAによると「はやぶさ2」のミッション(探索活動)の意義は3つあると言われています。「科学的意義」、「技術的意義」そして「探査としての意義」の3つです。

「科学的意義」とは、「我々はどこから来たのか」という根源的な疑問を解決するために、太陽系の起源や進化、生命の原材料を調べることです。

そして「技術的意義」は、「技術で世界をリードする」ために、日本独自の深宇宙探査技術の継承と発展を図るためです。

最後に「探査としての意義」ですが、科学技術のイノベーションや産業・社会への波及、国際的なプレゼンスの拡大などを目指しています。

現在は世界の主要大国は各国ともに国家戦略として宇宙産業を育成していますからね。日本も負けじとこの「はやぶさ2」のプロジェクトを通じて、世界における宇宙産業のポジションを高めていってほしいところですね。

以上、この記事では「はやぶさ2の2回目のタッチダウン運用の成功やミッションなどを特集しました!最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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