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モデルナとは?新型コロナウイルスワクチン開発で注目の企業を特集!

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新型コロナウイルスのワクチン開発で世界を一歩リードする開発企業「モデルナ」。

モデルナと聞いて「初めて聞く会社の名前」、「どこの国の会社?」など、疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では世界から注目をあつめる企業「モデルナ」について特集します。 文字数で約1000文字、時間にして約3分とコンパクトにまとめてご紹介していきます。ぜひご参考ください。

モデルナとは

モデルナとはアメリカのバイオ医薬ベンチャーで、2010年9月に設立された新興企業です。現在、本社はアメリカのマサチューセッツ州にあり、新型コロナウイルスのワクチン開発で世界的な注目を集めています。

CEOはフランス生まれで、米国の国際的製薬企業「イーライリリー・アンド・カンパニー」の元ベルギー業務責任者のステファン・バンセル氏が務めています。

モデルナの製薬の特徴は、メッセンジャーRNA(mRNA)のみに基づく創薬、ワクチン技術に焦点をあてていることです。

このメッセンジャーRNAとは、メッセンジャーという名前があらわすように人のDNAから指示された情報を運ぶ役割を持ち、各細胞に何をすべきかを伝える遺伝子です。モデルナは、病気や病原体を攻撃する指示を与えられたメッセンジャーRNAを薬として開発することを目的としています。

モデルナと新型コロナウイルスのワクチン開発

実はモデルナは、現在まで認可された医薬品が1つもないバイオ医薬ベンチャーです。

そのようなモデルナが、世界から注目を集めることになった理由が新型コロナウイルスのワクチン開発です。 投稿日時点(2020年8月6日付)で、モデルナの新型コロナウイルスのワクチン「mRNA-1273」は認可前の最終段階として約3万人を対象とした臨床試験が行われています。

モデルナのワクチンはこれまでの小規模な試験で、参加者全員に新型コロナウイルスの働きを中和する抗体の生成を確認されるなどの効果を示しています。
現在行われている大規模な臨床試験での効果が期待されるところです。

このモデルナのワクチンは、米国が新型コロナウイルスのワクチン開発支援を進めるプログラムで最も進んでいる一つです。早ければアメリカで10月にも承認される可能性があります。

最終の臨床試験の結果次第となりますが、新型コロナウイルスのワクチンが認可されれば、モデルナは2021年に年間10億本のワクチンの生産体制を整えると発表しています。
世界的に新型コロナウイルスの感染が広がる中で、新型コロナウイルスのワクチン開発をリードする「モデルナ」には今後も注目です。

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