ハイアングルとローアングルが映像に与える影響

この記事では映像制作に役立つ情報をご紹介します。
今回は「ハイアングルとローアングルが映像に与える影響」について特集します。

ハイアングル、ローアングルとは

まずハイアングル、ローアングルとは、どのような構図をさすのかをご紹介します。

映像において被写体に対するカメラを構える高さを操作することによって、視聴者に対する映像の印象を操作することができるとされています。

被写体の目の高さに合わせてカメラを構える構図を「アイレベルショット」と言うのに対して、「ハイアングルショット」はアイレベルショットよりも上にカメラを構え、「ローアングルショット」はアイレベルショットよりも下にカメラを構えることをさします。

ハイアングル、ローアングルが映像に与える影響

このハイアングルショット、ローアングルショットは映像に対してどのような影響を与えるのでしょうか?
(視聴者は、ハイアングルショット、ローアングルショットの映像からどのような心理的影響を受けるのでしょうか)

まずハイアングルショットは、被写体の目(アイレベル)よりも上にカメラを構えるため、被写体を見下ろす構図となります。
その結果、被写体の弱さや非力さを表現することができます。

一方でローアングルショットは、被写体の目(アイレベル)よりも下にカメラを構えるため、被写体を見上げる構図となります。
その結果、被写体の強さや自信、また権威性を表現することができます。

人の心理的に見下ろす物体に対して支配感を感じる一方で、見上げる物体に対しては威圧感を感じるはずです。
この見下ろす・見上げる構図からくる心理的影響を利用した撮影手法が、ハイアングルショットやローアングルショットです。

ハイアングルとローアングルの注意点

ハイアングルショットやローアングルショットは僅かな差(角度)によって、その影響を生み出すことができます。
角度をつけすぎ、差を生み出しすぎると前後の映像との脈絡(ストーリー)が損なわれる可能性がありますので、注意が必要です。

以上、この記事では映像制作に役立つ情報として、「ハイアングルとローアングルが映像に与える影響」について特集しました。
ご紹介した内容が少しでもご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※参考書籍
書籍名:Filmmaker’s Eye -映画のシーンに学ぶ構図と撮影術:原則とその破り方-
著者:グスタボ・メルカード、Gustavo Mercado

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