メルコスール(南米南部共同市場)をわかりやすく解説!

新聞や雑誌の経済記事でみかける「メルコスール」という言葉。
「メルコスールとは具体的に何を意味するの」、「メルコスールが貿易に関する言葉を意味するというのは知っているけど、その詳細がいまひとつ分からない」などの疑問が湧いてきます。

この記事では、メルコスールの意味等について簡単にわかりやすく解説します。ぜひ、ご参考ください。

メルコスールとは何か

メルコスールとは、 日本語で「南米南部共同市場」または「南米共同市場」を意味します。

メルコスールは、ブラジル、アルゼンチンなど南米諸国が結んでいる経済連携協定です。メルコスールという言葉自体は、Mercado Común del Sur(スペイン語)またはMercado Comun do Sul(ポルトガル語)の略となります。

メルコスール(南米南部共同市場)の発足と加盟国

メルコスールは、1991年にブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの4か国で発足の合意がなされ、1995年に正式発足しました。メルコスールの発足の背景には、EU(ヨーロッパ連合)やNAFTA(北米自由貿易協定)などの世界的な経済連携協定の動きに呼応した経緯があります。

メルスコールの加盟国はブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイの4か国です。ベネズエラも正加盟国でしたが、2016年12月にブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイの外相がベネズエラの加盟資格停止を通知したため、ベネズエラの加盟資格が停止されています。

メルスコールは加盟国の他に準加盟国があります。その準加盟国には、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、チリ、ペルーの6か国があげられます。

メルコスール(南米南部共同市場)の目的

メルコスールの目的は、自由にモノやサービス、投資などが行き交う一つの経済圏を構築することです。その結果、域内国の経済の発展を目指します。メルスコールに関係する国々を一つの経済圏と捉え、メルスコールを通じて一つの自由貿易の経済圏を作り上げることで経済成長を図ります。

メルスコールは、中南米のGDPの約半分を占めるとされ、その市場規模は大きいです。メルスコールは、2019年6月にEU(欧州連合)とFTA(自由貿易協定)を締結することで合意しています。その他、EFTA(欧州自由貿易連合)、カナダ、シンガポール、韓国ともFTAの締結に向けた交渉を行っています。

メルコスール(南米南部共同市場) まとめ

今回、ご紹介したメルコスールの意味や目的などをまとめます。

【メルコスール(南米南部共同市場) まとめ】
■メルコスールは、ブラジル、アルゼンチンなど南米諸国が結んでいる経済連携協定。
■メルスコールの加盟国はブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイの4か国。
■メルコスールの目的は、自由にモノやサービス、投資などが行き交う一つの経済圏を構築すること。その結果、域内国の経済の発展を目指す。

この記事では、メルスコールについて特集しました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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